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派遣エンジニア不足を背景に外国人エンジニアを人材会社が大量採用するというニュースがありました。

派遣エンジニア不足、外国人を大量採用 人材各社

Twitterでは今朝「大量採用」がトレンドとなって大きな話題になっていました。この話題に対するTwitterでの反応は概ねネガティブな反応だったようです。

  • 日本人を先に優遇しろ
  • 外国人雇ってもトラブルになるだけ
  • 日本人の仕事を奪うな

こんな感じのネガティブなツイートがほとんどでした。

上記のネガティブなツイートにも一理あるところもあるし色々問題はあるのでしょうけど、日本のIT業界にとってやりようによってはこれはチャンスかもしれないと思いました。外国人エンジニアを採用した時に色々と問題が生じることがある事実も承知してますが、そんなに怒ることでもないんじゃないかなと個人的には思ってしまいます。

日本人だからとか、外国人だからとかっていう発想がもう時代遅れだと思いますし、これからますます人手不足の時代になっていくわけだから、それを解消するために施策が打たれることは歓迎されるべきではないでしょうか。

派遣会社は偽装請負の会社とは違う

私は常日頃から常駐開発を猛烈に批判していますが、それは偽装請負をやっている常駐開発の会社に対してです。普通の派遣会社に対して批判したことは一度もありません。

ニュースを見たところ、外国人エンジニアを大量採用すると言っているのは偽装請負やってる人売りIT派遣企業ではなくて、普通の派遣会社の話ですよね。偽装請負の常駐開発やってる会社は滅びればいいと思っていますが、普通の派遣会社がエンジニアを大量採用するのであれば私は大賛成ですね。

偽装請負やってる人売りIT派遣企業は派遣契約で契約なんかしませんからね。派遣契約だと多重派遣もできませんし、何もしないで中間マージンを搾取するという彼らの卑劣な人売りビジネスができなくなってしまいます。だから偽装請負なわけですが…。この業界の偽装請負の構造については下記の記事に詳しく書きましたが、一般的な派遣契約はこれには当てはまりません。

IT業界の多重下請け構造とは何なのか

派遣会社の良し悪しや賛成反対色々な意見はあるでしょうけど、派遣会社と偽装請負会社を同じ扱いにしたら、法律守って真面目に事業を行っている派遣会社に対して失礼ですよ。

論外で駆逐されなければならないのは違法な偽装請負を行って不当な中間マージンを稼いでエンジニアの利益を搾取している人売りIT派遣企業であって、真面目にビジネスをしている派遣会社ではありません。

今朝のニュースに出ている会社は普通の派遣会社であって、違法な偽装請負はやらないはず(であると信じたい)ですので、エンジニアに不利益になるということはないと思います。

常駐のエンジニアが必要であれば派遣会社を使うべき

私は別に常駐の形で自社の指揮命令の元でエンジニアに働いてもらうスタイルを否定しているわけではありません。そういうニーズがあることもわかっています。私はただ偽装請負がダメだと言っているだけです。

企業は自社で働くエンジニアが必要なのであれば自社で雇用するか、派遣会社を使うべきです。違法な偽装請負をやっている人売りIT派遣企業を使うべきではありません。

派遣会社は偽装請負は違法だと言うことをもっと声をあげてユーザー企業にアピールしてほしいです。派遣会社の営業の人が偽装請負を受け入れている企業に対して違法性を認知させてあげて、代わりに派遣会社を使うべきですよと営業トークすればよいのにと思ってしまいます。

それと今回は外国人エンジニアを大量採用するというニュースでしたが、派遣会社も人手不足で外国人エンジニアの採用を行うのでしょうから、偽装請負に手を染めている企業で働いているエンジニアの皆さんは、普通の派遣会社に転職してみてはいかがでしょうか。

企業は偽装請負の会社を使わない

エンジニアは偽装請負の会社に就職しない

違法な偽装請負を行っている企業を認めてはいけません。人売りIT派遣企業はそろそろ壊滅させていきましょう。

人売りIT派遣企業はそろそろ壊滅させてもいいと思う


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