理不尽な顧客(乞客)の時代の終焉


今も昔も、またどの業界においても、理不尽な顧客(以下乞客)という存在が幅を利かせていることがあり、多くの人が多かれ少なかれ苦しめられていることと思います。まったく困ったものです。

過去にはアクシアも乞客に随分と苦しめられてきました。幸いにして、今はとても良いお客様達に囲まれて気持ちよくお仕事させていただいております。

この迷惑極まりない存在である乞客ですが、少しずつ終焉の時を迎えてきているのではないかと最近思うことがあります。もちろん人類が生きている限りは乞客が完全に絶滅するようなことはなく、いつまでもしぶとく生き残る乞客はいると思いますが、一時期と比べると少しずつですが乞客が生きにくい時代となってきていることは確かなようです。

この大変迷惑な存在である乞客の絶滅が少しでも早まるようにという願いを込めて、本日のブログ記事を書かせていただきます。

人手不足で状況が変わってきた

もはや多くの人の周知の事実となってきている通り、時代は既に人手不足の時代に突入しました。人口減少は止まりませんから、人手不足の傾向は今後ますます強くなっていくでしょう。

人手不足の時代に突入したことで、相対的に乞客の権力が弱まってきました。一昔前だと乞客から理不尽な要求をされたとしても、仕事を失う恐怖から泣く泣く涙をのんでいた人も多いことでしょう。我々の会社も同じです。

しかし時代は移り変わり、現在は人手不足の時代となりました。人手が全然足りないので、たとえ目の前の仕事を失ったとしても、すぐに別の仕事を手に入れることが以前と比較して格段に容易になりました。無理して目の前の理不尽な仕事を請ける必要がなくなったのです。

昔は顧客と仕事を請ける側とでは、力関係は顧客の方が圧倒的に強かったかもしれません。顧客の方が強かったので、少々理不尽なことを言われてもそれに従わざるを得ませんでした。(時代の状況がどうであれ本来顧客も仕事を請ける側も対等な立場であるというそもそも論はいったん置いておきます)

ところが時代は変わりました。今は労働人口の減少によって人手不足の時代です。これからは、仕事を頼みたくても頼めない時代です。無理して理不尽な要求に従う必要など一切ありません。

理不尽な顧客(乞客)の弊害

理不尽な乞客の相手をしても何一つ良いことはありません。乞客の要求はきっぱりと断るべきです。

上記のブログ記事に書いてある乞客を断るべき7つの理由は以下の通りです。

  1. 無駄な時間が多く発生する
  2. 長時間労働が避けられなくなる
  3. 優良顧客に時間を使えなくなる
  4. あまり利益にならない
  5. 長期的に見ると売上が落ちる
  6. 従業員のモチベーションが下がる
  7. 一緒に仕事していて全然楽しくない

こんなのをまともに相手していたら会社全体が疲弊していきます。存在していても何も良いことはありませんから、さっさと時代の藻屑として消滅してほしいものです。

今は仕事を請ける側の力が強くなってきている

今は人手不足なので、少し前と比べても仕事を請ける側の力がとても強くなってきています。バカな乞客に従う必要など全くありません。

だからといってここは勘違いしてはいけないところなのですが、自分達の方が立場が強くなってきているからといって、自分達が傲慢になってはいけません。そんなことをするようでは、立場を利用して理不尽な要求をしてきた乞客と何も変わりません。

仕事でも何でもそうですが、どちらが偉いとか偉くないとかではないと思うんですよね。私はお客様は神様だとか思いませんし、対等な立場だと思っていつも顧客と接しています。お互いにお互いの立場を尊重して敬意を払って仕事ができる関係でいたいといつも考えています。

相手がお客様だという理由だけで、必要以上にペコペコしてへりくだる人に問いたい。あなたが逆の立場になって客側の人間になったら今度は偉そうにするんですかと。対等な立場というのはそういうことではないんですよ。

今こそ顧客を選ぶ時だ

顧客の中には誠実な顧客もいれば、傲慢な乞客もいます。全ての顧客の要求を飲まなければ売上が落ちるという考えは幻想です。たくさんいる顧客の中で、誰を大事にするべきか?について、ちゃんと考えるべきです。

今は人手不足の時代で採用も大変かもしれませんが、逆に大きなチャンスでもあります。人手不足の時代は顧客を選ぶことができる時代でもあります。そういう時代なのに乞客の言いなりになっている場合ではありません。

乞客を排除し、優良顧客を大事にすれば業績は必ず良くなります。会社に利益をもたらせてくれて自社の発展に寄与してくれるのは、乞客ではなくて優良顧客だからです。

乞客は声が大きいですから、乞客の言うことを聞いて優良顧客をほったらかしにしてしまう会社はたくさんあると思います。かつての我々の会社もそうでした。その結果は、乞客ばかりが残って優良顧客が離れていきました。

誰を大事にするべきか?冷静に考えてみればわかるはずです。乞客ではなく、優良顧客を選びましょう。

優良顧客とは何か?

それでは優良顧客とは何か?と言うと、もちろん自分達に大きな利益をもたらしてくれる顧客のことです。しかしここで注意しなければならないことがあります。それは、単純に売上だけを見て優良顧客であるかどうかを判断してはならないということです。

いくら売上がたくさん発生する顧客であっても、理不尽な要求を繰り返してくるような相手は優良顧客ではなくて乞客です。短絡的に目の前の売上だけを見てると優良顧客のように見えるので判断を誤ります。

いくら見かけ上の売上が高くても、理不尽な要求を繰り返されるようだと膨大な無駄な時間が発生します。その膨大な無駄な時間には誰もお金を払ってくれません。一見すると給料高く見えるけどサービス残業ばかりで時給にすると超安いブラック企業みたいなものです。

こうして乞客に無駄な時間を使っていると、優良顧客に使える時間が奪われてしまいますから、間接的に優良顧客からの売上も落ちます。よって直接的に目に見える売上ダウン以外にも、乞客の相手をしてしまうことによる損失は膨大なものになります。

見かけの売上だけに惑わされずに、理不尽な要求をしてくる相手なのか、お互いに敬意を払って仕事をしてくれる相手なのかをしっかりと見極めましょう。

まとめ

人手不足は企業にとって大変なこともありますが、大きなチャンスでもあります。ここで多くの人がしっかりと「顧客を選ぶ」ということを実行していけば、理不尽な乞客の時代は急速に終焉の時へと向かっていくでしょう。

以下最後におまけです。↓

先日、10年前からタイムスリップして迷い込んできてしまった乞客と遭遇しました。確かに以前は我々もこういう理不尽な要求に屈してしまっていました。でも我々はこの10年の間に大きく変化してきました。もう10年前と同じじゃないんだよ。

10年前から何も変化せず、10年前と同じことやっているようだと、時代に取り残されて誰からも相手されなくなり、文字通り時代の藻屑となって消滅してしまいますよ。

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