会社を辞める覚悟を持つということ


Twitterを始めとしたSNSを見ていると、いつも会社の文句ばかり言っている割にはずっと同じ会社に居座っているような人が溢れかえっています。そんなに嫌なら会社辞めればいいのにといつも思います。多分多くの人が同じことを思っていると思います。

どんなことでもそうですが、文句を言っているだけでは自分の現状は何も変わらないですよね。現状に不満があって少しでも良くしていきたいと思うのであれば、現状を変えていくための行動が必要ですね。

時には愚痴を言って発散することも大切ですし、SNSは愚痴を言ってストレス発散するためには良い場所ですが、現状を良くしていきたいと思うのであれば文句を言っていても何も変わらないのでよくありません。

今の職場に不満があるなら会社を辞める覚悟を持つということはとても大切なことですし、自分の現状を変える以外にも意義があります。

会社を辞める意味とは

今いる会社を辞めて他の会社に転職したり、自分で会社を作って独立したりすることは、自分の置かれている状況を変えて良くしていくということで意味のあることです。それで失敗することがあったとしても何もしない人よりもよっぽど良いと思います。

自分の置かれている状況を変える以外にも会社を辞めることには意味があります。会社をやめることの最も大きな意味とは、

会社に反省する機会を与えること

ではないかと私は考えています。その理由は、超絶ブラック企業だったアクシアがホワイト企業アワードを受賞させていただくまでに変わることができたきっかけも、とある従業員が会社を辞めると申し出てきたことだったからです。

会社の現状に明らかに大きな問題があったとしても、簡単には経営者の姿勢は変わりませんし会社も変わりません。人間は意志の弱い生き物ですが、経営者も人間ですから少しくらいのことでは中々変わることができません。

私は大切な従業員が会社を辞めると申し出ることは、経営者が考え方を大きく改めることができる可能性のある大きなイベントだと考えています。良い従業員が辞めるということは、会社に反省する機会を与えるということであり、会社が大きく変わることのできるチャンスだと思います。

毎日終電、毎週休日出勤の超絶ブラック企業であっても、本気を出せばあっという間に残業ゼロのホワイト企業として生まれ変わることができました。そのきっかけとなったイベントは紛れもなく従業員が退職すると申し出てきたことでした。

社畜はブラック企業のエネルギー源

中には大切な従業員が退職すると申し出ることで会社に反省する機会を与えることがあることは事実ですが、中には大切な従業員が辞めると言ってきても全く反省しないブラック企業もあるかもしれません。従業員を社畜としてこき使うだけのブラック企業も世の中には多く存在しているように思います。

その場合でも会社を辞めるという行動には意味があります。ブラック企業から人が去っていけばそのブラック企業を淘汰していくことができる可能性があるからです。

どう考えてもブラック企業なのにその企業に労働者がいつまでも居座り続けるということは、そのブラック企業が存続していくためのエネルギーを供給し続けるということでもあります。ブラック企業からはさっさと退職して他の会社に転職するという行動は社会的に見ても意味のある行動です。

ブラック企業にはエネルギー源となる人材を供給しない、ブラック企業からは退職してエネルギー源をストップするということも、ブラック企業を根絶していくためには大切なことです。

なぜ不満があるのに会社を辞めない人がいるのか

不満があるならさっさと辞めて次に行けばいいのにと私などは考えてしまうわけですが、それができない人が多く存在することも事実です。ではなぜそのような人達は今の職場に不満があるのに会社を辞めないのか。

一つには生活に対する不安というものは大きくあると思います。辞めたところで次の仕事がちゃんと見つかるのかという不安はあるかもしれません。

今の仕事があまりにも忙しすぎて時間が作れない等の理由がある場合には辞めてから次の仕事を探すというやり方も必要かもしれませんが、次の仕事が見つかるか不安なのであれば次の仕事が確定してから今の仕事を退職すれば良いですよね。

ですので生活に対する不安というものは確かにあると思うのですが、その根っこのところにある本当の不安とは、「採用されるかどうかわからない不安=能力不足の自分に対する不安」ではないでしょうか。

能力の高い人であればいつ今の会社を辞めてもいつでも他で仕事を見つけられる自信はあるでしょうし、その自信が持てないというのは転職市場で自分が受け入れられるだけの能力が十分ではないかもしれないという不安だと思います。

文句を言っているだけで今の仕事を辞めようとしない人達の正体とは、転職先で受け入れられる能力を手に入れるための努力を怠ってきた人達ということですね。

今の会社を辞めても他社で採用してもらえない不安がある

これが不満があるのに会社を辞めない理由だと思います。

いつでも会社を辞められるように努力すべし

努力を怠ることはリスクになります。別にそれを承知で努力しないことは本人の勝手ですが、努力を怠った人は歳とともに転職できないリスクは高まっていきます。

エンジニアは業務時間外でも勉強するべきなのか

こちらのブログ記事に書いた「但し書き5:勉強しない人は転職が厳しくなるかもしれません」にある通り、普段から勉強している人とそうでない人とでは転職のやりやすさというものは時間が経てば経つほど大きく変わってくると思います。

普段から努力を怠らずに能力を磨いている人にとっては、たとえ間違ってブラック企業に転職してしまったとしてもたいした問題ではありません。すぐに辞めてまた次の会社に転職すれば良いだけですから。

しかし普段から特に努力もせずに間違ってブラック企業に転職してしまった人にとってはそうはいかないかもしれません。すぐに辞めても次の仕事が簡単には見つからない可能性があるからです。

自分の能力を高めないことはリスクです。後になってブラック企業にはまってしまってどこにも逃げられないというようなことがないようにしたいものですね。

 

本日は某大学にIT業界のホワイト企業としてグループディスカッションに招かれています。大学の就職業務に携わる方と話ができる貴重な機会なので非常に楽しみです。