「エンジニアは業務時間外でも勉強するべきなのか」というブログ記事を書いてからもうすぐ1ヶ月になりますが、このブログを書いたらクソリプが大量発生しました。いまだにクソリプしてくる人がちょくちょくいます。
私は別に反対意見や批判意見が嫌なのではなく、ぐったりするようなバカみたいなどうしようもないことを言ってこられるのが非常に疲れるから面倒くさいのです。昨日も意味のわからないことを言ってくる人がいて、普段ならこういうのはスルーするのですが、こういう人達がどんな思考回路をしているのかという興味もあり、昨日は少しだけ反応してみました。
真面目に考える程のことでもないかもしれませんが、社長が「勉強した方がいいよ」と言うことは強制になるというので、そのことについて掘り下げて書いてみます。
勉強しないことの不利益が大きすぎれば強制しているのと同じ?
昨日のクソリッパー曰く、勉強しないことの不利益が大きすぎる場合は強制しているのと同じだそうです。びっくりですね。もうしそうだとしたら別に社長でなくとも誰が言ったとしても、勉強しないことの不利益が大きすぎれば強制ということになってしまうのではないですか?
そもそも世の中には「こういうことはやった方がいいよ」「こういうことはやらない方がいいよ」ということはいくらでもあるはずです。勉強する→スキルアップ→給料アップという図式は別に奇抜でもなんでもなく当たり前の事実だと思うのですが、社長はこういう事実について発言してはいけないということでしょうか?馬鹿げていますね。
ではある資格の取得を推奨している会社の場合はどうでしょうか?アクシアでは資格取得は推奨しているわけではありませんが、資格取得を推奨している会社の場合は、「資格取得しましょう→取得したら資格手当出しますよ!」と言っていると思います。これは資格すると収入アップしますよと明言していますが強制ですか?強制ではありませんよね。
そもそも勉強しないことが不利益だと思うのなら人のせいにしないでやればいいと思いますけど。私には勉強やりたくないことの言い訳をしてそれを他の誰かのせいにしているようにしか思いません。
勉強なんて人から強制されてやるものではないのだから、勉強してもしなくてもいいけど、他の人が勉強してスキルアップして有利になったとしてもそれで文句言わないでねというだけの話です。
勉強しないことの不利益が大きすぎれば強制しているのと同じと言うのであれば、何なら逆に勉強することの不利益でも書いてみましょうか?
- 勉強に時間を取られるので他の趣味の時間が奪われる
- 勉強したからといって全て報酬として報われるとは限らない
- 勉強した内容が陳腐化して無駄になることもある
いかがでしょうか。勉強することの不利益を社長が述べれば「勉強しないことを強制」になりますでしょうか。なるわけないでしょう。社長が勉強なんてしない方がいいよと言ったところでやりたい人はやるだけでしょう。誰も何も強制なんかしていませんね。当たり前すぎることですね。
社長の意見に背くことは大きな不利益?
昨日のクソリッパー曰く、社長の意見に背くことは大きな不利益になるそうです。では社長がどこかで何かの意見を言った場合には、その通りにしなければ従業員にとって全て不利益になるのでしょうか。そんなわけないでしょう。
これが「業務命令に背く」だったら全然話は違ってきます。会社の命令に従わなければ従業員にとって不利益になるのは当たり前のことです。従業員が業務命令に従わなければ組織が成り立ちませんからね。
社長が意見を述べたことに対してかなりの部分を歪曲して無理やり「強制だ」と言っているようですが、強制とは何なのかを学校の勉強の例で例えてみます。
学校の先生が生徒に対して「勉強した方がいいですよ」と言う場合と「勉強しなさい」と言う場合があります。将来のために勉強した方がいいですよ、受験に備えて今から勉強しておいた方がいいですよ、自分のために勉強した方がいいですよ、と先生が言ったところで、そこに強制力などありません。それを聞いて勉強するかどうかを決めるのは生徒たち自身です。
それに対して「いつまでにこの課題をやってきなさい」というような、いわゆる宿題やレポート提出の類であれば強制力はあるでしょう。もしやらなければ成績が下がるという不利益を被ります。
強制とは命令であって、やりなさいと命令されていないものは強制ではありません。もし会社が「これを勉強して必ず習得してきなさい」と言えば強制と言っても良いと思います。しかし弊社の場合は業務上必ず必要となるスキルがあってそれがないと業務上困るというようなものであれば、業務命令として業務時間中に習得させています。これを「業務で使うからプライベートで勉強しといてね」と言えば問題があると思いますが、そんなことはやってませんので。
上司の業務命令に背くことと混同しないようにお願いしたいです。別に上司と意見が違うからといってそれをもって不利益だとは思いませんし、意見が異なることなどあって当たり前です。
自分が勉強したくないだけなのに強制されたとか言うな
社長が「勉強した方がいいよ」と言うことが強制だという人は、本当は強制されたなんて思っていないと思うんですよね。強制ではないことなんか本当はわかっていると思います。そのあたりのことを忖度してみると、自分が勉強したくないことの言い訳をして他の誰かのせいにしたいだけなのではないでしょうか?
勉強したくない生徒って自分が勉強しないことの言い訳をして、それを授業のせいにしてみたり、先生のせいにしてみたりするじゃないですか。あれと同じようなものだと思うのです。本当は全て自分に責任があることはわかっているはずなのに、それを認めたくないから誰かのせいにして他の誰かを批判する。心中お察しします。
別に勉強しないで他のことに時間をかけることは全く悪いことでもないし選択肢の一つでしかないのだから、言い訳などせずに自分は勉強しないで他のやりたいことに時間を使う!と堂々と言えば良いだけの話です。それだけの話なのに自分が勉強しない言い訳をしようとして誰かを批判するから話が噛み合わないのですよ。
プライベートの時間を使って勉強を強制してはいけないことは当たり前
最後に少しだけ真面目な話をしてみます。
企業として従業員のプライベートな時間に介入して勉強を強制してはいけないことは当たり前のことです。恥ずかしながら私自身も以前はこの当たり前のことができていませんでした。今は意識的に、従業員のプライベートな部分に介入しないようにしておりまして、従業員が定時で退社後どんな時間の使い方をしているか、休日はどんな過ごし方をしているのかなど、一切聞かないように気をつけています。(従業員の方から話してきた場合を除く)
だから当然のことながら従業員にプライベートで勉強を強制させるようなことはないわけですが、ここで組織として気をつけていることが一つあります。それは経営陣が従業員に勉強を強制しないことは当然として、上司先輩にあたる従業員が後輩に勉強を強制させないようにすることです。
自分のチームを持ち部下や後輩を育成する立場にある従業員には以下のことを指導するようにしています。
- 後輩育成する際にプライベートな時間を使った「宿題」等を課さないようにすること
- 業務上必ず習得してもらわねば困るスキルがある場合は業務時間を使って習得してもらうようにすること
これはやる気のある従業員ほど口酸っぱく指導します。やる気のある従業員ほど、部下や後輩に対して「早く成長してもらいたい」という気持ちが強すぎて、そういう気持ちから「このスキルを習得するために○○までにこの課題を家でやってきて」等と言ってしまう可能性があるからです。
会社のトップである私が従業員のプライベートに介入しないことは当然のこととして、従業員同士の間でも上司が部下にプライベートでの勉強を強制するようなことがないように気をつけています。そうしないと私がそういうことをしていなくても、組織としてみた時にはダメになってしまいますので。
ではここで従業員同士の間で、上司が部下に「勉強はした方がいいよ!」と言ったとしたら、それは強制だと思いますか?「スキルアップするとこんな良いことがあるよ!」と言ったら何かを強制したことになると思いますか?
私なら「こうしたらこんな良いことがある」「こうしないとこういうリスクがある」というようなことを教えてくれる上司がいたら嬉しいですけどね。ここまで書いても理解できない人は多分永久に分かり合えないと思いますので、そういう人にはうちの会社に来てほしくはないですね。いや絶対に来ないでください。w
まとめ
クソリプしてくる人は「人としてどうなの?」と思わざるをえないような失礼なやつが多い法則。w