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ツイッターを始めとするSNSを仕事中に利用することについて「それは遊びではないのか?」という類の指摘をいただくことが時々あります。ツイッターは仕事なのか?遊びなのか?については、人によって用途が違うので仕事として使っている人もいれば、遊びとして使っている人もいるでしょう。

私に関して言えば、仕事に役立つと考えて使っている側面が強いので、ほぼ仕事のために使っていると考えてもらって差し支えないと思います。

ツイッターを遊びのツールとして普段使っている人にとっては、それが仕事に役立つということの想像が中々できない方も中にはいるようですが、目的が仕事であろうと遊びであろうと、SNSはコミュニケーションツールです。

うまく活用することによって、コミュニケーション面で様々なメリットを享受することができます。私がこれまでツイッターを使ってきて感じている仕事上のメリットを5つにまとめてみました。

1.採用活動がやりやすくなる

私の場合はもっとも大きなメリットを感じているのが採用面でのメリットです。ツイッターを活用するようになって採用活動が非常にやりやすくなりました。

具体的には求人応募数が以前とは比較にならないくらいに増大しました。もちろんTwitter以外にもブログやFacebookも使っていますので、全てがツイッターによる効果ではありませんが、ツイッターによって応募数が増加した側面は強いと思います。

単純に求人応募数が増加しただけではなく、応募者の質も格段に良くなりました。応募者の質とは、もちろんプログラマーとして必要なスキルレベルにおいて高い技術力を保持している人からの応募が増えたということもありますが、アクシアという会社との相性がマッチする人からの応募が増えました。

採用とは、お見合いのようなものです。会社や応募者のどちらかが悪いというわけではなく、相性が合わないということは当たり前にあることです。相性の合わない人を採用してしまうと、会社と応募者双方が不幸になります。

以前は正直相性が合わない人からの応募も多かったのですが、今はツイッターを始めとした様々な情報発信ツールで積極的に情報を発信しているため、アクシアという会社がどんなかいしゃであるのか、アクシアの代表の米村という人間はどんな人物であるのか、こうした内容が応募者に事前に十分に伝わっていることがほとんどです。

そのためアクシアという会社やアクシア代表の米村という人間と相性の合わない人については、事前にフィルターがかけられ応募してこないのです。これは会社と応募者の両方にとって無駄な時間を使わずに済みますので大変なメリットです。

今はアクシアに応募してきてくれる人達は、応募の時点でアクシアという会社や米村という人間について、相当な情報をインプットしていて、納得した上で応募してきてくれます。ですので応募者とのミスマッチが少なく、内定を出した場合の内定辞退率はほぼゼロと言って良いほどに採用の成績が良いです。

今ではどこかの有料の求人サイトに掲載しなくても、毎日のように高い技術力を持った人から応募してもらえます。しかもその応募者の方達はアクシアという会社を好きでいてくれて、相性の良い相手からの応募です。

この採用難の時代でも全く採用に困っていませんので、ツイッターを活用することによる採用面でのメリットは計り知れません。

2.取材や講演の依頼をいただける

以前は取材や講演の依頼をいただくことなど全くありませんでした。ですがツイッターやブログで情報発信を開始してからのここ1年で取材や講演の依頼をちょくちょくいただくようになりました。

これはツイッターが「広報」としての役割を果たしていることになります。

私は広報については全くよくわかっておらず素人ですし、経営者の友人からはアクシアもそろそろ広報ちゃんとやりなよと言われることもあります。いずれは広報担当の従業員も雇わなければと思いますが、今はツイッターやブログでその役割を少しは担えていると思います。

私が何気なくツイッターでコメントしたことに対して取材をいただいたこともありますし、ウェブのニュース記事に私がツイッターでコメントしたところ、その記事の記者さんから取材の申込みをいただいてそれが記事になったこともあります。

アクシアで取り組んでいる残業ゼロや業務効率化についての取り組みについて、ツイッターやブログの内容を見ていただいて講演の依頼をいただくこともあります。

ツイッター単体でも十分に情報発信ツールとしての効果はありますが、それが取材につながって広報として機能することにより、アクシアという会社の情報がより広く発信されていくことのメリットは非常に大きいです。

3.営業がやりやすくなる

営業についてもやりやすくなりました。ツイッターやブログで情報発信することによって、アクシアという会社がどんな会社であるのかが顧客の目に触れ、アクシアという会社に開発の仕事をぜひ依頼したいと問い合わせてきてくれるケースが増えました。

採用面でのメリットのところで書いたことと同じなのですが、営業面でも相性の良い顧客からの問い合わせが増えました。つまり問い合わせの質が上がりました。

アクシアは残業ゼロのIT企業です。またお客様を神様としてへりくだって扱うのではなく、対等なパートナーとして接します。そういうことを常日頃から情報発信することによって、そのような考え方に共感してくれる顧客からの問い合わせが増えました。

逆にそのようなアクシアの姿勢に疑問を感じる企業は問い合わせを見合わせているかもしれません。しかし相性の悪い企業と取り引きを開始しても、それは長い目で見た時にお互いのために良い結果にはなりませんので、事前に相性の悪い企業からの問い合わせがある程度フィルターされることは非常に良いことだと言えます。

問い合わせの時点で私のツイッターやブログ、時には書籍まで読んでいただいていることもあるので、訪問して営業を行う時にも話が非常にスムーズです。既にアクシアのことをよく知っていてくれており、共感してくれているからです。

ツイッターで情報発信することによって、アクシアにとって優良顧客となる質の高い顧客からの問い合わせが増えて営業活動も大変やりやすくなりました。

4.発信した情報を顧客が読んでくれる

ツイッターが営業面で役に立つだけではなく、契約して取引開始してからもツイッターやブログの情報が役に立つことがあります。例えば以前に下記のようなブログ記事を書いてツイッターで共有したことがあります。

失敗しないシステム開発の発注の仕方

ここの記事には下記のような内容が書かれています。

  • 本気で取り組む覚悟を決める
  • ITの素人であることを言い訳にしない
  • 人売り企業には絶対に発注しない
  • 見積内容は正確に把握する
  • 初期開発では最小の機能構成で開発する
  • 発注時期には余裕を持つ
  • 開発会社に丸投げは厳禁
  • 担当者の窓口は一本化する
  • 仕様書には穴が空くほど目を通す
  • システムを利用する現場の人達の理解が必要

これを読んでいただいた顧客が、発注時期をできるだけ早くしてくれるようになったり、それまでさらっとしか仕様書を読んでくれていなかった顧客の担当者の方が、隅々までしっかりと仕様書を読んでくれるようになって、開発が以前よりスムーズに進むようになったこともあります。

また残業ゼロを徹底していることや、無茶な要求をしてくる顧客の批判についても頻繁に発信しておりますので、アクシアの業務時間外に作業がずれこまないように顧客側で配慮した連絡の仕方をしてきてくれるようになったりと、アクシアにとっても大変ありがたく感謝すべき対応をしてくださるようになった顧客もいます。

私は会社代表という立場もあり、開発現場に直接関わることは少ないのですが、このような形で間接的にではありますが、顧客とコミュニケーションが取りやすくなりました。

5.発信した情報を社員が読んでくれる

ツイッターの内容やブログの内容を社員が読んでくれることもあります。もちろん必要な情報発信、情報共有については社内でもSlackを活用したり直接口頭でコミュニケーションをとるようにしています。しかしツイッターによって社員への情報発信の密度も飛躍的に濃くなっていると思います。

私はツイッターで相当な量の情報発信をしていますが、これと同じだけの情報発信を社内でSlackでされたりしたら社員にとってはうるさく感じてしまうでしょう。しかしツイッターであれば、読みたい時に読みたい人だけが読むことができます。

日頃からツイッターで会社代表である私が積極的に情報発信することによって、従業員は自分の会社のトップがどのように考えているのかを情報として受け取りやすくなります。

従業員にツイッターやブログの内容を読みなさいとは言いませんし、どの従業員が私のツイッターを見ているのかは私にはわかりませんが、従業員から「この間ツイッターで言っていた◯◯について・・・」というように、普段の会話の中からツイッターやブログの内容が自然と話題になることもあります。

もちろん全社員が私のツイッターやブログを読んでいるわけではないと思いますが、私がツイッターで発信している情報量を社内で従業員とコミュニケーションしようと思ったら、それは相当大変だと思います。

ツイッターで情報発信することによって、私の考えていることについて従業員とコミュニケーションが取りやすくなりました。

まとめ

ツイッターはアクシアのような中小企業にとっては大変有効な情報発信ツールだと思います。求職者、各種メディア、未来の顧客、現在の顧客、従業員と、ツイッターで情報発信するだけで様々な関係者と効率的にコミュニケーションを取ることができます。

もしツイッターを使わずに、同じだけのコミュニケーションを求職者、各種メディア、未来の顧客、現在の顧客、従業員に対して行おうと思ったらとんでもない時間的コストとなります。考えただけでも嫌になります。

大企業であればそれぞれのコミュニケーションに人員を配置して予算も確保して、ということを行っているのだと思いますが、我々のような中小企業にとっては個別に人員を確保することなどできませんし、ツイッターはこれ以上ないほど有効な情報発信ツールです。

これだけ有効なツールだということも理解できずに「ツイッターは遊びではないのか?」と言ってくる人がいることは私としては驚きでしかありません。あまりにもバカらしい指摘なので正直唖然としてしまいます。

中小企業にとってツイッターは有効なコミュニケーションツールです。これを活用しない選択はあり得ないと私は思います。


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