ブラックから抜け出すためには、ブラックな体質はウィルスと同じだと理解すること


今朝公開された記事でアクシアのことを取り上げていただきました。

ホワイト企業を目指すなら、まずは「ブラック顧客」を切りなさい

長時間労働を解消し、脱ブラック企業を目指すためには、顧客との関係まで含めて考えねばなりません。この点を理解していない方は結構多いように思います。

ブラックな体質というものはまるでウィルスのように次から次へと周りへ感染していきます。企業から企業へ、上司から部下へ、部下から取引先へ。自分だけがホワイト化してもダメで、感染源となるウィルスを持っている人とは距離を置くことが重要です。

ブラックな体質はウィルスのように感染するものだという点を踏まえて、ブラックから抜け出すために考えなければならないことをまとめてみました。

顧客からブラック菌が感染

ブラック企業と取り引きを続けていると、その顧客からブラック菌に感染してしまいます。エン・ジャパンさんのサイトにこんな調査結果が載っています。

残業原因

残業原因

この調査結果によると残業が必要となる一番の原因となっているものは「取引先からの要望(納期など)にこたえるため」となっています。これを見ても自社の長時間労働を解消し、労働環境を改善するためには顧客との関係まで含めて考えねばならないことがわかります。

労働環境を改善するためには自社内だけで完結できると考えていたら大間違いです。それではいつまでたっても労働環境の改善などできません。

自分達の労働環境が悪化していく大きな要因となっているものは、顧客からの理不尽な要求を受けてしまうことがあります。自社の労働環境を改善したいのであればここにメスを入れて改善しなければなりません。

改善のための方法としては、顧客に理不尽な要求をすることをやめてもらうこと。それができないのであればその顧客との取り引きは打ち切るくらいの覚悟が必要です。そうしなければいつまでたっても理不尽な顧客からのブラック菌にさらされることになります。

月曜日の朝までにこの対応お願いしますと、金曜日の夕方に言ってくるような顧客の要求を当たり前のように受けていたのではダメです。今まで何度となく言ってきていることですが、

残業を求めてくる顧客はブラック企業です。

ちなみに取引先に対して理不尽な要求を当たり前にしてくるような顧客は、社内でも同じように従業員に対して理不尽な要求をしていたりしますので、かなりの確率でブラック企業と考えて間違いないです。

他所の会社に対して理不尽なことを言う会社が、社内では優しいなんてことは考えにくいですからね。

上司からブラック菌が感染

ブラック菌は上司からも感染します。どんなに自分自身が効率的に働いてホワイトな環境を作ったとしても、上司がバカで理不尽なことを要求してくるようだとそれまでの自分の努力が全て水の泡にもなりかねません。

上司の理不尽な要求を断ることができればそれで良いですが、それによって自分の評価が下がってしまうようであれば現実的には中々厳しいですよね。直属の上司がバカなだけであればまだマシですが、会社トップである社長がバカだともうどうしようもありません。

上に訴えかけて自分が奮闘して上司の考え方を改めさせて会社を変えていくという方法もありますがこれは茨の道になりますので、手っ取り早いのはさっさとまともな会社に転職してしまうことですね。

あるいはメンタルの強い人であれば上司や周りから何を言われようとも、理不尽な要求は断り続けることでブラック菌への感染は防止できます。

社長が積極的にブラック菌を撒き散らすような会社にいては自らも感染してしまうことは避けられません。ブラック菌から逃げて予防するためにもさっさと転職してしまうことが吉です。

自分自身がブラック菌の発生源

顧客からブラック菌が感染するケースと上司からブラック菌が感染するケースを説明してきましたが、自分自身がブラック菌の発生源となって菌を撒き散らしてしまっていないかにも注意が必要です。

このブログでも何度か紹介していますが、こういう従業員がいると本当に迷惑です。こんな人が社内に存在したらあっという間にその会社はブラック菌が蔓延してブラック企業まっしぐらです。

こんな人が自分の上司になってしまった時には迷惑極まりないですよね。無限に近い体力で「お前もやれやコラ」とかやられてしまった時にはもう絶望するしかありません。他にも残業代欲しさにダラダラ残業するような人も自らブラック菌を撒き散らしている人ですね。

この人達に共通していることは「人の迷惑を顧みない」という点です。自らの利益のためには部下がプライベートを犠牲にしていても、取引先企業に理不尽な要求を突きつけていたとしても、この人達はそんなことは気にしません。

まさにブラック菌の発生源であり、こういう人達は自らの考え方を是正していってもらわねばなりません。自分自身がブラック菌の発生源となっている人達は、社会に多大なる迷惑をかけているという自覚を持っていただきたいと思います。

ブラック体質から抜け出すために考えなければならないこと

ここまでで見てきた通り、ブラックな体質はまるでウィルスのように周りに伝染していきます。ブラック菌のそのような性質を正しく理解し、ブラック菌の発生源からは距離を置くことが重要です。

自分だけが頑張ってもダメです。風邪を引かないようにするためには自分が健康であることはもちろん重要ですが、周りから感染しないように予防することも非常に重要です。ブラックな会社からは距離を置くようにしましょう。

またこれまでの環境によって既に自らがブラック菌に感染してしまっている場合は少しやっかいです。ブラック菌に一度感染してしまうと抜け出すためにはそれなりの時間が必要となります。

ブラックな働き方、ブラックな体質とはすなわち「習慣」です。悪しき習慣だとしても一度それに染まってしまうと習慣を改めることは簡単ではありません。一度残業体質に染まってしまった人は、残業やるなと言っても勝手に残業しようとするものです。

ブラック菌から抜け出し、ブラックな体質を改めるということは、習慣を改めるということです。習慣を改めることは簡単なことではありませんので、そのことを自覚して根気強く取り組んでいく覚悟が必要です。

ホワイト企業はホワイトな客と取引し、
ブラック企業はブラックな客と取引する

自らがブラック化することを防止するためには、どうしてもブラックな相手とは距離を置く必要があります。そうすると必然的にホワイト企業はホワイトな客と取引するようになり、ブラック企業はいつまでたってもブラックな客と取引するようになるわけですね。

類は友を呼ぶとはよく言ったものですね。