
ごあいさつ
はじめまして。株式会社アクシア代表取締役の米村歩です。2006年の創業以来、システム開発ひとすじでやってきました。
ひとつ、ずっと変わらない想いがあります。就職活動でIT業界を調べていたとき、ITをうまく活用できているのは一部の大企業だけで、日本の会社の大多数を占める中小企業は、まだまだITを活用しきれていないと知りました。当時の面接でも「中小企業でもITを活用できるように、パッケージシステムを作る仕事がしたい」と話していたのを覚えています。その志を完全に果たせたとはまだ言えませんが、この想いは今も持ち続けています。
このページでは、会社の肩書きだけでは伝わらない、私自身の考え方や人となりもお伝えできればと思います。少し長いので、お時間のあるときに、気になるところだけでも読んでいただけると嬉しいです。
私のはじまり ── 英語教師志望から、IT起業へ
実は、大学生の頃は英語の先生になりたくて、青山学院大学の文学部英米文学科に進みました。ITとはまったく縁のない学生でした。
転機は、アルバイトで貯めたお金の使い道です。短期留学に行くか、パソコンを買うか——さんざん迷った末に、パソコンを選びました。そのパソコンでサークルのWebサイトを作ってみたら、これが面白くて。気づけばITの世界にどんどんのめり込んでいきました。
就職活動では悩んだ末、教師の道はやめて、IT業界一本に絞りました。
起業のきっかけは2つあります。ひとつは、バイト先の先輩が「300万あれば会社が作れる」(当時の有限会社)と言っていたのを聞いて、いつか自分も、と思っていたこと。もうひとつは、就活で参加したサイバーエージェントの説明会で、当時28歳だった藤田社長を見て「こんなに若くても社長になれるんだ」と刺激を受けたことです。
正直に言うと、最初は勢いでした。失敗したらまた就職すればいい、くらいの気持ちで。でも、その勢いで始めた会社を、20年続けてくることになりました。
私が大事にしている考え方
私がずっと大切にしている言葉があります。大学時代、マクドナルドでアルバイトをしていました。マネージャーになるとき、教育してくれた社員さんにこう言われたんです。
「たかがマックのマネージャーになるからといって、人間として偉くなるわけじゃない。それだけは忘れるな」
立場は、役割でしかない。社長だろうと、発注者だろうと、人間として偉いわけではありません。この考えは今も自分の芯にあります。
だから私は、社員とも、お客様とも、いつもフェアで対等な関係でいたいと考えています。立場を超えて長く続く関係こそが、私のいちばんの財産です。ありがたいことに、高校の同級生や、かつてお世話になった先輩が経営する会社とも、今もお取引させていただいています。
「残業ゼロ」をやり切るまで
今でこそ「日本一残業の少ないIT企業」などと言っていますが、創業当初のアクシアは、月の労働時間が300時間を超えることもある、いわゆるブラックな会社でした。
このままではいけないと一念発起し、2012年に業務のやり方を根本から見直して「残業ゼロ」に踏み切りました。覚悟を決めれば残業ゼロは実現できる——それを身をもって証明したつもりです。2017年にはホワイト企業アワードの労働時間削減部門で大賞を受賞し、同年、その取り組みを『完全残業ゼロの働き方改革』という一冊にまとめました。
そして今、「残業ゼロ」は私たちにとって明確な採用戦略でもあります。働きやすい環境だからこそ、優秀なエンジニアに長く活躍してもらえる。その積み重ねが、20年続いてきた開発力の土台になっています。
AIも、自分の手で
「AIを活用しています」という会社は、今どこにでもあります。でも私は、経営者自身がその実力を見極めておくべきだと考えています。
たとえば、今ご覧いただいているこのWebサイト。実は、AI(Claude Code)を使って、私自身の手で5時間ほどで作り直しました。日々の開発を担うのは現場のチームですが、トップが「AIで何がどこまでできて、どこを人に任せるべきか」を肌で分かっているかどうかは、これからの開発会社の力を大きく左右すると考えています。
AIによって開発のキャパシティは確実に上がっています。だからこそ今、新しいご依頼にも前向きにお応えできる体制を整えています。
米村歩という人間
仕事の話だけだと、なかなか人となりは伝わらないものです。少しだけ、私自身のことも。
- 出身
- 青森県三沢市生まれ、埼玉県和光市・川越市育ち
- 出身校
- 埼玉県立川越高等学校 → 青山学院大学 文学部 英米文学科
- 著書
- 『「技術的には可能です」はなぜ伝わらないのか』(KADOKAWA)、『完全残業ゼロの働き方改革』など
- 趣味
- 観葉植物を育てること(部屋もバルコニーも植物だらけ)/愛犬の柴犬と遊ぶこと
- スポーツ
- 小学生からずっとサッカー。大学では学生・社会人混合のサークルを自分で作りました
- 好きな食べ物
- ラーメン。多いときは週に10回くらい食べていました
- 好きな音楽
- Mr.Children、サザンオールスターズ
犬・観葉植物・ラーメン・サッカー・サザン……このあたりの話なら、いくらでもできます。どこかに共通点があれば嬉しいです。